育児ノイローゼと診断されてしまったらこうしよう!
育児をしながらイライラがおさまらないなど、過度のストレスを感じることがあれば一度診断を受けてみましょう。
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育児ノイローゼの診断の基準
育児ノイローゼではないかと感じたら、次のような項目をチェックしてみて下さい。
1 子供の様子が気にかかり、何度も呼吸をしているかなど確認しまいと不安である。
2 子供の泣き声が聞こえると耳を塞ぎたくなったり、手をあげてしまいそうになる。
3 産後、急激に体重が減少した。
4 孤独感を感じることがある。
5 家事が億劫だったり、なにから手を付けたら良いかわからなくなることがある。
6 何事にも無関心で感情がない。
7 憂鬱で死にたくなることがある。
8 イライラして子供や夫に当たってしまうことが多い。
9 何を食べても美味しいと感じない、食欲がない
10 よく眠れない、眠りが浅い。
11 起きた時に疲れが残っていて、身体が常に重く感じる。
12 急に涙がこぼれることがある。
13 過呼吸やパニックに陥ることがある。
14 以前、好きだったものにも興味が全くなくなった。
15 人に会うことが苦痛である
16 嫌な夢や怖い夢を見てうなされることがある。
以上が育児ノイローゼの診断の基準となる項目です。
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当てはまっている項目が多いほど、育児ノイローゼが重症であると考えられます。
症状の重い時には我慢をせずに、心療内科や精神科を受信して医師の診断を仰ぎ、投薬や休養など、早めに対処するように心がけましょう。
育児ノイローゼと診断されたら
育児ノイローゼと診断された場合には医師のアドバイスに従い、薬を服用したり、周囲に協力をお願いして、育児を手伝ってもらうなど、気持ちが楽になるようにしましょう。
症状が重く、入院治療が必要と診断される場合もあります。
そのような場合には、入院中に必要な荷物の準備や、赤ちゃんを誰が預かるのかなど、夫が先頭にたって、妻が安心して治療に専念できるようにしてあげましょう。
周囲に預けられる人がいない場合には、地域の保健婦さんや、民視委員さんに相談しましょう。
赤ちゃんが生後、半年以上の場合には、公立の保育所を利用することも可能です。
市役所や区役所に申請書を提出する時には、育児ノイローゼと診断された書類が必要となりますので、医師に早めにお願いして診断書を出してもらいましょう。
赤ちゃんと離れることは罪悪感や悲哀感を感じることもあると思いますが、治療せずに育児ノイローゼのままでいることは、お母さん自身にとっても、赤ちゃんにとっても良いことではありません。
しっかりと治療して元気になることが、一番大切と捉えて、医師の診断に従いましょう。夫もこのような時には妻を暖かく見守り、安心できる言葉をかけてあげることが大切です。
子育てはいっときのものではなく、長い期間続くものです。
それとは逆に育児ノイローゼはいっときの症状です。
お母さんが元気になって、帰ってくることが赤ちゃんにとってもなによりですので、その後の長い子育てと向き合うためにも、治療に専念することを心がけましょう。